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『 処刑室 』 ジョン・グリシャム 著

「 処刑室 」 ジョン・グリシャム 著 1995.2.25 株式会社新潮社

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1967年公民権運動推進派のユダヤ人弁護士の事務所に爆弾を仕掛け、弁護士に両足切断の重傷を負わせ、5歳の双子の息子たちを殺害した元KKK(クー・クラックス・クラン)の団員だった死刑囚に事件から20年たち、死刑執行の決定が下された。

20年にわたって繰り返された死刑執行延期のためのあらゆる法的手段がつきはて
執行は避けられない情勢で、執行日まであと4週間を残すのみになった。
この段階に至って、一人の新米弁護士が立ち上がった。
26歳の彼は実はこの69歳の死刑囚の実の孫であった。

物語はこの4週間、弁護士がとる法的手段と死刑囚の様子、刑務所・死刑囚舎房と囚人たちの
様子を克明に描いてゆく。

はたして死刑の執行はとめられるのか、については読んだ後のお楽しみにしておくが、当時のアメリカの刑務所や死刑囚の日常、アメリカの裁判制度や死刑制度、時代遅れのガス室での
死刑執行の方法まで克明に描かれていて興味深い。

克明なはずで、作者は弁護士出身で[法律事務所」「ペリカン文書」「依頼人」など、法律関係の作品で評価の高い人気作家なのだから。



本の森カフェ・読後川柳
「 死刑囚 何を考え その日待つ 」


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by yutorisuto | 2015-06-30 15:35