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『 大阪でごわす(明治商都物語) 』 島 実蔵 著

「大阪でごわす(明治商都物語)」 島 実蔵 著 2001.3.5 ㈱時事通信社



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江戸時代、「天下の台所」大坂は町民の町として栄えた。
江戸が100万人のうち半分が武士だったのに対して、大坂は42万人のうち幕府直轄地にも関わらず武士は1000人足らずであった。
規制や権力の対極にある自由な経済を謳歌する商人の町であった。
勤皇の志士や官軍への御用金など維新政府の出発は大坂の金で賄われたといってもよいくらいであったが、明治維新の中央集権化が、大坂の経済力を奪い、活力を奪ってしまった。明治元年の人口は28万人にまで減少してしまったという。

維新の志士であった「五大友厚」は薩摩の出身であったにも関わらず、藩閥政治に反発し、日本のため、大阪のために、米商会所、株式取引所、大阪商法会議所などを創設し、古いしきたりや権力に立ち向かい町民のために「薩摩弁の浪花商人」として活躍する。

大阪にとっては忘れてはならない恩人であり、その名を忘れないためにも一読してほしい読物である。





本の森カフェ・読後川柳
「 恩人を 忘れりゃ町に 栄えなし 」





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by yutorisuto | 2014-03-19 12:48 | 小説