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「鈴木宗雄が考える日本」

「鈴木宗雄が考える日本」 鈴木宗雄・魚住昭・佐藤優著 2012.4 洋泉社


本の森カフェ・読後川柳
「 甦る パワーを生かせ 国政に  」



「疑惑の総合デパート」といわれ、2010年9月懲役2年の実刑が確定し、議員資格剥奪中の「鈴木宗雄」新党大地・真民主代表が事実上、復権しつつあるようだ。

著者の一人、魚住氏によれば「鈴木宗雄」は田中角栄・竹下登・金丸信・野中広勤・小沢一郎・小渕恵三に連なる流れの政治家である。その政治手法は公平分配を重視するもの
だった。エリート官僚からすればたいして学歴もない人間が、何故、自分達を意のままに
操ろうとするんだと我慢ならないことであり、特捜検察の捜査は官僚の自己防衛本能に
よりものだったと断じている。

鈴木氏は「小泉政権のころから政治に情が失われて新自由主義的な政策が推し進められ、勝ち組・負け組だとかで、モノ・カネが人間の価値までをも測る尺度になってしまい、
ゲーム感覚で金儲けした人が時代の寵児扱いされるようになった」時代の変化の中で、
「政治とカネ」の問題の根本は、「祝い金」だといって400万、500万のカネが動く政治が国民に受け入れられなくなっていることに気づかされたという。

佐藤氏によれば、対ロシア外交において、鈴木氏の力は欠かせないし、政治家と官僚が
噛み合っていない今の政治の中で、「情」の政治を唱える「鈴木宗雄」の復権が必要で
あるという。

あれほどのバッシングを受けたにもかかわらず、よみがえりつつある一人の政治家を知る
上で、手ごろな小冊子(新書版)である。





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by yutorisuto | 2012-10-20 14:32 | 政治・社会