日本は世界5位の農業大国 浅川芳裕著
2012年 07月 09日
「 日本は世界5位の農業大国 」 浅川芳裕著 講談社 2012・2
えっ、本当?という感じではないでしょうか?
「農業人口の減少」「農家の高齢化」「食料自給率の低下」「食料の輸入依存」・・
日本の農業は弱い、日本の食糧安全保障の危機などの言葉が踊り、私たちはそれを信じさせられていると、この本は主張する。
国連食料農業機関(FAO)の発表によれば、世界の食料生産額(2005年)は1位中国、>2位アメリカ、>3位インド、4位>ブラジルに続きなんと日本が5位だという。
円高の影響もあるのではと思いますが、それにしても8兆円に規模を誇る農業大国だという。
食料自給率も心配だが、これは摂取カロリーの自給率であり、日本の農水省が発明した日本独自>計算法で、日本以外の国では使われていないそうだ。
ここでも官僚が日本農業を矮小化して見せて国のためという大議に見せかけてその実、自己の省益>拡大のみを目指すためという、いつものパターン・・・・。
著者は官僚の介在をゆるさず、規制解除すれば日本農業は、技術力も高く大きな可能性のある>成長産業だという。
読み終わってなるほど、そうだったのか、と納得させられたのですが、日本は農業小国だというマインドコントロールされているのでしょうか、やっぱり「食料」のことは心配です。
yutorisuto川柳
「 自給率 低下といわれ メタボ増え 」
miesicaaです。
川柳なんですけどね、
先日お隣デスクのyutorisutoさんに、これ、何分くらい考えて作ってますか?て聞いたら
「5分・・・かからんかも」って。
だろうなあ。
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by yutorisuto
| 2012-07-09 13:40
| 経済