日々読み続けるyutorisutoのひとりごと


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「誰か Somebodey」宮部 みゆき 著 2007.12.10 文春文庫


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宮部みゆきは「直木賞」をはじめ「芳川栄治文学賞」「山本周五郎賞」「日本SF大賞」など
数々の賞をとっている稀代のストーリーテラーだと言われている。

この作品でもその本領がいかんなく発揮されている。
明るい穏やかな日常性の中に、それだけに、なにか訳の分からない恐ろしさもあって読者を引き込んでしまう。

彼女の作品の登場人物は連作的に他の作品の中に再登場することがある。
この作品の主人公「杉村三郎」はその後「名もなき毒」で再登場している。両作品ともテレビドラマ化されている。

そういえば宮部作品はテレビドラマ化されやすい雰囲気を持っているようだ。




本の森カフェ・読後川柳
「 日常の コーヒーを飲みつつ なぞ解きを 」







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by yutorisuto | 2014-09-12 14:30 | 小説
「同期」今野 敏著 2012.7.13 講談社文庫


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この作家のお得意の警察もの。警視庁捜査1課の若手刑事が主人公。殺された暴力団員の捜査
で、組織犯罪対策部が行う組事務所の家宅捜査を応援中、逃げ出した組員を追いかけたが、
逃走犯から突然、発砲され、危うく同期入庁の友人に助けられる。友人は公安部門に所属している。

その友人が突然「懲戒免職」になり、連絡が取れなくなり、人事部門に問い合わせても、人事記録が抹消されていて所在がつかめない。

友人を探しながら、暴力団員殺害事件に取り組む若手刑事は、警察庁や警視庁公安部が絡む
難しい状況の中で、公安部門のキャリア警察官僚や現場一筋のベテラン刑事の間でもまれながら大きく成長していく。

この作者の登場人物は、最初は組織をバックに横暴な態度をとっていても、いずれ「おそれいりました」となるのが分かっているので、安心して読み進められるが、そこまでの過程は
やはりハラハラでお面白い読み物である。



本の森カフェ・読後川柳
「 警察は 上が威張るが 下も負けず 」





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by yutorisuto | 2014-09-04 13:54 | 小説