日々読み続けるyutorisutoのひとりごと


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「 世界の富の99%はハプスブルグ家と英国王室が握っている 」
 真田 幸光 著 2012.3.24 ㈱ 宝島社



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著者の先祖は豊臣・徳川の狭間にあって、長男信幸を徳川方、二男幸村を豊臣方につけ
松代藩として家を残した智謀の将、真田昌幸であるという。
戦略的に世界を見る目は先祖から受け継いだものでしょうか?

現在、英国王を自国の国王にいただき、その名代たる総督制を持つ国が16カ国(カナダ・
オーストラリア・ニュージーランド・バハマ・ジャマイカなど)、そのほかに共和制などを
しきながら、英連邦を構成しているのが、54カ国(インドなど)。英国王室はロスチャイルド
やロックフェラーを通じて、世界の富を支配し、ヨーロッパ大陸の貴族の称号はいまだに、
ハプスブルグ家が与えているという。

こういった裏の支配とアメリカの覇権に囲まれて、日本が生きぬいていくための処方箋を
さまざまな角度から、提案しているこの本は一度は目をとおしておくべき書であると思う。




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「 覇権持つ 国にさからう 国はなし 」








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by yutorisuto | 2013-12-26 13:38
「中国人エリートは日本人をこう見る」 中島 恵著 2012.5.8 日本経済新聞出版社




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日本の世論調査で中国嫌いが増加している。
特に「尖閣列島」の国有化とそれに反発して暴徒と化した反日デの後、顕著なようである。
2011年12月の内閣府の調査では、71.4%もが「親しみを感じない」「どちらかというと感じない」と答えている。

中国13億の中国には4億人近い80后(1980年代生まれ)や90后(90年若者代生まれ)の若者ががいるが、そのうちの中国で大学教育を受け、日本や海外に関心の高いエリート層に属し、中国の将来を担う若手エリート約100人にヒアリングしてまとめたレポートが本書。

1990年代半ばに「江 沢民」政権が強化した「愛国教育」を受けた若者たちは愛国=反日を
正義としてとらえ、反日デモでは「愛国無罪」を全面に掲げてきた世代でもある。
とりわけこの若者たちが激高しやすく「愛国教育」のせいで反日意識が強いと日本のメディアでは伝えられているが、少なくともエリート層については少し違うと、この著者はいう。

領土問題では複雑な面もあるが、それ以外では彼らは思いのほか日本と日本人に好意的であり、[政冷経熱]の張本人「小泉純一郎」元総理でさえ人気があるという。

私たちは一部の中国嫌いのマスコミや評論家の言説に惑わされて、冷静な判断力を失うことのないよう、この本には築かされる。




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「 隣人と 仲良くするのは 難しい?  」







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by yutorisuto | 2013-12-17 14:04 | 政治・社会
「 謎解きはディナーのあとで 」 東川 篤哉 著  2010.9.7  ㈱小学館



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2011年本屋大賞第1位に選ばれ100万部を突破した短編6話からなるユーモアミステリー。

女刑事で、その実大財閥のお嬢様。
出勤は執事の運転するキャデラックのリムジン、でも近くで降りて歩くので、同僚・上司も知らない。
帰宅後、ディナーのあとで、ワインなど傾けながらお嬢様刑事が説明した事件を聞いて、執事兼運転手は「お嬢様の目は節穴でございますか」と毒舌を吐きながら、いとも簡単に事件の謎を解いてしまう。
お嬢様としては、悔しいけれど、事件解決のためにその毒舌をも聞かざるを得ない。
その軽やかで、ユーモアたっぷりのやりとりが、ディナーの後のデザートのような味わいで、ほんのりと楽しい作品に仕上がっている。

2013年、「北川景子」と「桜井翔」のキャスティングで映画化されているようです。





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「 平刑事 でも御出勤は リムジンで  」







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by yutorisuto | 2013-12-12 13:52 | 小説
「 列島融解 」 濱 嘉之 著  2012.3.15  ㈱講談社


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電力会社出身のエリート政治家がエネルギー問題への卓越した知識によって、その高い能力を発揮しつつ、政界の階段を昇っていく物語である。
横糸には3.11の原発事故によって起きた、今直面しているエネルギー問題や中国による「技術盗用」を絡めながら、大きなスケールでの展開はさすがと言うべきでしょう。

この著者は警察の公安関係の出身で、「警視庁情報官」などのすぐれた警察・公安もので、警察組織や捜査手法などを分かりやすく、紹介してくれている注目の作家であるが
この作品では、特に核エネルギーに関しては、少し表面的で、掘り下げ不足を感じさせ、物足りない。
それが、今までの警察ものの作品の持っているキレがないように感じる理由のようだ。




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「 エネルギー 核より先に すべきこと 」








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by yutorisuto | 2013-12-09 14:03 | 小説
「 女信長 」 佐藤賢一 著  2006.6.30  毎日新聞社



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「織田信長は女だった だからこそ時代の最先端をいき、歴史はかくの如く動いたのだ」

「織田信秀」はその娘「御長」を「信長」として、織田家を継がせた。
男は「戦」をするものであり、男に任せていては、何時まで経っても戦争のない世の中はつくれない。
「信長」は女の発想で、「天下布武」に立ち上がる。
時には「御長」として、女であることを武器として使いながら一直線に天下人に駆け上がった「信長」も、50歳を過ぎて男を演じ続けることに倦んできた。

そんな折、「羽柴秀吉」の謀反を機に「本能寺」で役割の交代を画し「明智光秀」に殺害された
ことにして、「信長」から「御長」に戻る。
「光秀」と「御長」は「徳川家康」に庇護されて、天寿を全うする。

「本能寺」に「信長」の首がなかったという話を誠にうまく説明できる筋立てであり、女信長は本当に面白い着想である。

歴史好きにはたまらない「歴史小説」である。





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「 信長は 女性ゆえの 癇癪(かんしゃく)か 」








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by yutorisuto | 2013-12-05 14:12 | 歴史・経済小説


 『 「今、ここ」を生きる 』  片山源治郎 著  2018.3.6   ㈱アスベクト



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「われわれは、今生きてここにいるのです。日本に生まれ、生きているのです。この幸せをじっくりと噛み締めましょう。」と説くこの著者は、健康、福祉、教育、環境事業などを営む実業家であり、食育や社会貢献活動に注力しているという。

阪神・淡路大震災の被災体験によって、「今ここに生きていることの大切さ」を伝えるために、「中学生の君への手紙」「[家族を持つ貴女への手紙]など、7通の手紙の形にして様々なテーマを世に問うている。

「人」を愛し、「日本の自然」を愛し、「日本人」を愛する心を伝えたいがゆえに、今の日本と
日本人への警鐘の書にもなっている。




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「 人の夢 儚(はかない)いと書くのは なぜなのか? 」






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by yutorisuto | 2013-12-03 14:39