『 背負い富士 』 山本一力著
2014年 07月 04日
「 背負い富士 」 山本一力著 2009.2.10 文春文庫
「旅行けば 駿河の国は茶の香り・・・・」ご存知「広沢虎造」の浪花節の歌いだしである。
「清水の次郎長」は「国定忠治」とともに、かっては講談・浪曲・映画・演劇の世界の大ヒーローである。
特に次郎長は「さあ来いと富士を背中に背負って立つ、男の中の男一匹」「街道一の大親分」であり、多くの人の記憶の中には、大政・小政や森の石松に囲まれた大親分の姿が残っていると思うのですが、この本では明治26年まで生きた次郎長を見送った幼馴染の「音吉」の語る少年のころからの次郎長像が珍しい。
時代物・人情ものに優れた著者の語り口はよどみなく、読みやすく面白い作品に仕上がって
おり「次郎長」をあまり知らない若い人にも是非読んでほしいと思う。
本の森カフェ・読後川柳
「 茶の香り すれば口から 浪花節 」
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「旅行けば 駿河の国は茶の香り・・・・」ご存知「広沢虎造」の浪花節の歌いだしである。
「清水の次郎長」は「国定忠治」とともに、かっては講談・浪曲・映画・演劇の世界の大ヒーローである。
特に次郎長は「さあ来いと富士を背中に背負って立つ、男の中の男一匹」「街道一の大親分」であり、多くの人の記憶の中には、大政・小政や森の石松に囲まれた大親分の姿が残っていると思うのですが、この本では明治26年まで生きた次郎長を見送った幼馴染の「音吉」の語る少年のころからの次郎長像が珍しい。
時代物・人情ものに優れた著者の語り口はよどみなく、読みやすく面白い作品に仕上がって
おり「次郎長」をあまり知らない若い人にも是非読んでほしいと思う。
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by yutorisuto
| 2014-07-04 12:50
| 時代小説