『 ミレニアムⅠドラゴンタトウーの女 』スティーグ・ラーソン著
2014年 04月 10日
ミレニアムⅠ(ドラゴンタトウーの女)」
「ミレニアムⅡ(火と戯れる女)」
「ミレニアムⅢ(眠れる女と狂卓の騎士)」
スティーグ・ラーソン著 2011.12.10 電子書籍版発行 ㈱早川書房
ストーリーの展開が非常に面白い大作である。
3部作であり、3部を通しての主役は背中一面に龍の刺青のある24歳の女性、「リスベット・サランデル」。
非常に小柄で15歳くらいにしか見えないが、訳あって、社会とのつながりを避けているが、ハッカーで記憶力抜群、男と戦っても負けない敏捷性,凶暴性を兼ね備えたある種のスーパー女の子である。
もう一人の主役がジャーナリストで雑誌「ミレニアム」の共同経営者「ミカエル・ブルムクヴィスト」。この二人を中心にそれぞれ個性的で魅力的な準主役と脇役を従えて、Ⅰ部ごとの物語りが展開し、完結しながら次の部へと流れていく。
サスペンス、冒険、ロマン、男女のからみ・・およそ小説の面白さがこれでもかと詰め込まれ、
それでいてきっちりとまとまり、まるで贅沢なコース料理の趣である。(といっても外国料理の
常で、登場人物の名前が覚えられずに少々難儀すること、請け合いですが・・・)
著者のスティーグ・ラーソンはスエーデン人で1954年生まれ、2004年死亡。
その翌年に本著作3部作が刊行されている。3部作の刊行が決まり、次の第4部の執筆にかかってすぐに急死したという。
2005年刊行から2011年の5年間でスエーデン国内で360万部、人口約900万人の国としては驚異的な売れ行きである。
全世界では6000万部を売り上げており、第1部はすでに映画化されている。
ストーリーの面白さだけでなく、スエーデンの生活や行政・警察組織などの様子も読み取れ、
興味深い。特にやたらとコーヒーをのむ場面が描かれ、本当に四六時中コーヒーを飲んでいる
ようで、そんなところも結構興味をそそられる。
大作ではあるが、一気に読ませる力がある作品である。
本の森カフェ・読後川柳
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3部作であり、3部を通しての主役は背中一面に龍の刺青のある24歳の女性、「リスベット・サランデル」。
非常に小柄で15歳くらいにしか見えないが、訳あって、社会とのつながりを避けているが、ハッカーで記憶力抜群、男と戦っても負けない敏捷性,凶暴性を兼ね備えたある種のスーパー女の子である。
もう一人の主役がジャーナリストで雑誌「ミレニアム」の共同経営者「ミカエル・ブルムクヴィスト」。この二人を中心にそれぞれ個性的で魅力的な準主役と脇役を従えて、Ⅰ部ごとの物語りが展開し、完結しながら次の部へと流れていく。
サスペンス、冒険、ロマン、男女のからみ・・およそ小説の面白さがこれでもかと詰め込まれ、
それでいてきっちりとまとまり、まるで贅沢なコース料理の趣である。(といっても外国料理の
常で、登場人物の名前が覚えられずに少々難儀すること、請け合いですが・・・)
著者のスティーグ・ラーソンはスエーデン人で1954年生まれ、2004年死亡。
その翌年に本著作3部作が刊行されている。3部作の刊行が決まり、次の第4部の執筆にかかってすぐに急死したという。
2005年刊行から2011年の5年間でスエーデン国内で360万部、人口約900万人の国としては驚異的な売れ行きである。
全世界では6000万部を売り上げており、第1部はすでに映画化されている。
ストーリーの面白さだけでなく、スエーデンの生活や行政・警察組織などの様子も読み取れ、
興味深い。特にやたらとコーヒーをのむ場面が描かれ、本当に四六時中コーヒーを飲んでいる
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by yutorisuto
| 2014-04-10 12:53
| 小説